シニア層だけを例外にしてもよいのでしょうか。日本の雇用構造が今まさに変わりつつある今、その答えは、これまで以上に重要になっています。
Sumiko Champion Executive Coachingは、シニアプロフェッショナルと役員のための、1対1のコーチングです。ご本人の経験と判断力を、明確で一貫性のある「次の章」へと導くと同時に、必要であれば、貴社が抱える構造的な承継課題の解決や、戦略的なブランディングにもつなげていただけます。
組織の知識の大半は、言葉にされないまま、個人の中に眠っています。これは、一部門の課題ではありません。
マニュアルは手順を、研修は知識や組織の意図を伝えられます。しかしどちらも、内発的な動機や、一人の経験に眠る判断の理由までは引き出せません。コンサルティングや変革フレームワークも、型は示せても、語る意義までは生み出せません。
コーチングが呼び覚ますのは、まさにこの語る意義と内発的な動機です。問いを通じて、経験の中に眠る判断の理由を引き出すこと——それこそが、変化の根本を動かす力になります。
海外の事例では、シニア人材およそ700名の退職により、2万7千年分もの経験が組織から一度に失われたと報告されています(Harvard Business Review、米国の事例)。日本固有のデータではありませんが、これほどの規模で経験が失われうるという事実は、この課題が特定の国や業界に限定されないことを示しています。意義が見出されたとき、言語化は課題ではなく、自然な結果になります。そして、言葉になった判断力は、そこで終わりません。次に何をするかを、自分自身で選び取るための、確かな出発点になります。だからこそ、この部分に働きかけられるのは、コンサルティングでも、AI活用でも、研修でもなく、コーチングだと私たちは考えています。
自分の人生における専門家は、本人自身です。コーチはその答えを教える立場ではなく、引き出す過程を支えます。
過去の問題を診断するのではなく、これからの目標と解決策を、本人と共に作り上げていきます。
すでに本人の中にある創造性、経験、自己主導力に働きかけます。外から新しく与えるものではありません。
定期的な対話を通じて、測れる成果に向けたコミットメントを、本人自身が持ち続けられるよう支えます。
| 主な焦点 | 中核となる手法 | 役割 | |
|---|---|---|---|
| コーチング | 成長と、これからの可能性 | 問いを投げかけ、本人自身の答えを引き出す | 対等なパートナー・伴走者 |
| コンサルティング | 問題解決と戦略 | 課題を診断し、専門家としての提言を行う | 専門家 |
| 研修(トレーニング) | スキル習得と教育 | 定められたカリキュラムを教え、知識を伝達する | 教師・指導者 |
| メンタリング | キャリアの道筋と助言 | 自らの経験や知恵、助言を共有する | 先輩・導き手 |
| セラピー | 癒しと回復 | 過去の経験に向き合い、心の状態に働きかける | 臨床家・医療従事者 |
※ICF Global Coaching Client Study(2009年)より。コーチング全般に関する国際調査の結果であり、日本国内や本プログラム固有の成果を示すものではありません。
若手の育成は、これからの可能性への投資です。シニア層への投資は、それとは性質が異なります。すでに証明された判断力——しかも、本人が組織を去れば二度と取り戻せないもの——を、今この瞬間にしか受け取ることができないという投資です。若手を育てる機会は、来年もあります。しかし、シニア層が積み重ねてきた特有の判断力は、その人が去った瞬間に、永遠に失われます。
シニア人材は、長年の実績によって、組織を実際に動かせるだけの影響力を、判断力とともに築いてきました。
どのような強み、価値観、経験が今も活かせるか。出発点となるのは、失うものではなく、培った経験やスキルの財産です。
この先の貢献にもはや役立たない前提は何か。次の章に進む前に、見直す価値のある思い込みを掘り下げます。
内なる羅針盤を、その貢献にどう合わせるか。このプロセスは、単なる区切りではなく、方向性を示して完了します。
| フェーズ | 導入前によくある状態 | プログラム後の状態 |
|---|---|---|
| インベントリー | 自分の価値は役職・肩書きに紐づいているという無自覚な前提 | 役職を離れても残る自分の強み・判断基準・経験を、言語化して説明できる |
| リアラインメント | 「もう組織に求められていないのでは」という漠然とした不安、または現状維持への固執 | どの前提を手放し、どの強みを次の貢献に転用するかを、自分の言葉で選び取っている |
| リオリエンテーション | 「退職・離任=終わり」という一方向的な捉え方 | 次の貢献の形を、具体的な行動計画として持っている |
※実在の企業・個人を示すものではなく、プログラムの幅を説明するための仮想例です。
コーチングと、必要に応じた組織向けプロジェクトを組み合わせた場合に、実際にどのような広がりが生まれうるかを、以下の想定シナリオでご紹介します。
ITインフラ担当役員が、退任前に運用基準を体系化し、次世代リーダー5名を育成。
IT企業、従業員1,000名規模のシステムインテグレーター。61歳の情報システム担当役員が、63歳での退任を控えている。Full Transitionの枠組みの中で、リオリエンテーション期に「自分の判断は長年の経験と勘によるもので、言語化できない」という前提を手放し、蓄積してきたシステム障害対応・運用の意思決定基準を、次世代のITオペレーションリーダー向けの実践マニュアルとして体系化する社内プロジェクトを主導。退任までの半年間で、次世代リーダー5名への実地トレーニングを完了し、離任時点で運用標準化プロセスと次世代育成の両方が組織に残った。
技術系執行役員が、退任後も月1回の技術顧問として関わりを継続。
製造業、従業員600名規模の企業。63歳の技術系執行役員が、65歳での役職離任を控えている。インベントリー期に「決裁権こそが自分の価値」という前提を手放し、実際には「過去の事例から解決の筋道を素早く見立てる判断力」こそが本質的な強みだと再認識。離任後も月1回、技術顧問として関わりを継続する形で三者合意に至った。
インフラ担当役員が、退任後に地域プロジェクトのアドバイザーとして関与する計画を策定。
インフラ関連企業、従業員1,200名規模。62歳の執行役員が、地域インフラや環境課題の調整に長年携わってきた。リアラインメント期に「役職を離れれば影響力もなくなる」という前提を手放し、「培ってきた調整力と信頼関係は、地域の課題解決にそのまま活かせる」という方向へ考えを転換。離任後、地元自治体・関係団体と連携した地域プロジェクト(例:地域包括ケア拠点の立ち上げ支援)の構想段階に、アドバイザーとして関与する計画を策定。人事部門向けサマリーには、この取り組みが企業の地域貢献・人的資本開示の文脈でどう位置づけられるかを明記。
三段階のメソドロジーを一対一で実施し、対象者にとって明確かつ意義深く一貫性のある次の章を導き出します。
対象者の退職までの期間、組織にとって最も有効な貢献の機会を創出します。
一人ひとりの「次の章」を、言葉としてまとめるだけでなく、実際の行動やプロジェクトとして形にできるように準備します。
「コーチングは、他の誰かではなく、自分自身についてのものだった。前向きな気持ちになれた。まさに、私が必要としていたものだった。」
「洞察力のある問いに、深く考えさせられました。」
「対話を通じて、あなたの気配りと共感を感じました。的確に本質を捉える傾聴力にも助けられました。」
「困難な時期に、より明確な道を見出す助けとなりました。」
Sumiko Champion Executive Coachingは、日本とオーストラリアで1,000時間を超えるコーチング経験を持つバイリンガルのエグゼクティブコーチ、Sumiko Championによって創設されました。
早稲田大学を卒業後、コーチングの実践と並行して10年以上にわたりマッコーリー大学(Macquarie University)で日本語の准講師・チューターを務め、アイデンティティが役職を中心に形成される文化と、そうではない文化という、まったく異なる二つの職業文化の交差点でキャリアを築いてきました。
Sumiko Champion Executive Coachingは、検証された理論に基づき成果を残してきたメソドロジーです。人生、あるいは企業や社会全体が岐路を迎える今、携わる一人ひとりがその意義を確信し、培ってきた強みを再発見し、さらなる貢献と発展に向けた行動変化へと踏み出せるよう導きます。
企業、個人、そして社会が一丸となり、更なるご貢献の一役を担うお手伝いができれば、幸いです。
このメソドロジーは、既存のテンプレートやライセンスから借りてきたものではありません。メンバーシップ型からジョブ型への移行に日本の組織が直面している、まさに今この局面のために設計されました。日本とオーストラリア、二つの職業文化を行き来してきた経験と、1,000時間を超えるコーチングの実践——その両方があってはじめて成り立つ視点です。
創業者 Sumiko Championより:貴社がこの取り組みにご参画いただけるようであれば、まずは一度、お話しさせていただけますでしょうか。
| コーチングパッケージ | 料金 |
|---|---|
| 6セッション | ¥480,000 |
| 早期契約特別料金(期間限定) | ¥384,000 |
| Foundation(基礎編) | Full Transition(統合版) | |
|---|---|---|
| コーチングセッション数 | 8セッション | 10セッション |
| 小規模コホート(〜4名) | ¥2,600,000 | ¥3,120,000 |
| 大規模コホート(〜8名) | ¥5,200,000 | ¥6,240,000 |